低分子フコイダンの研究報告
低分子フコイダンの研究報告

2004年以降、低分子化フコイダンの研究成果が国内外の学会で発表され、メディアでも取り上げられてきました。

こちらのページでは、酵素消化低分子化フコイダンの研究報告を随時公開しております。

研究報告一覧

■2017年2月 Intergrative Cancer Therapies ― ジャーナル論文

論文表紙
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進行がん患者に対しての低分子化フコイダンの効果、特にQOL(生活の質)に関する炎症の影響について焦点を絞って行われた探究的臨床研究についてを論文として発表されました。

※第74回日本癌学会、第53回日本癌治療学会で各々発表されたものとほぼ同等です。

■2015年12月3日~4日 第28回日本バイオセラピィ学会学術集会総会

論文表紙
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2015年12月3日~4日、埼玉県川越市の川越東武ホテルで開催された第28回日本バイオセラピィ学会学術集会総会で「進行癌患者に対する低分子化フコイダンの抗炎症作用に関する探索的検討報告」が行われました。

■2015年10月8日~10日 第74回日本癌学会学術総会-名古屋

「酵素消化低分子化フコイダン抽出物と抗がん剤の併用における抗腫瘍作用増強効果」

■日本癌治療学会誌 第53回日本癌学会学術集会プログラム号

「進行癌患者に対する、低分子フコイダンによる抗炎症作用とQOLに関する探索的検討」

進行癌患者に対する、低分子フコイダンによる抗炎症作用とQOLに関する探索的検討背景:
進行がん治療に対する3大がん治療は、有効性にいまだ限界があることや副作用が問題となり、患者は様々な代替医療を検討することになる。この一つに海藻から抽出される高分子硫酸多糖のフコイダンが挙げられる。特に低分子処理された「低分子化フコイダン」には、抗癌作用や抗炎症効果等を含む広範な生物学的活性があることが報告されてきたが、我々は最近、抗癌剤治療に加えて樹状細胞ワクチンおよび低分子フコイダンを自主的に使用していた進行膵癌患者において、急速な腫瘍縮小とQOLの著名な改善と同時にCRP値が劇的に改善したケースを経験した。これを契機として、進行がん患者に対するフコイダンの使用によるCRP値への影響、およびさまざまなサイトカイン(IL-1β、IL-6、TNFαなど)およびQOLについて、探索的に検証したので報告する。

方法:
倫理委員会での承認を経て、2014年1月~2015年2月の1年間に、本研究参加施設に通院中の進行がん患者に対して、同意のもと少なくとも4週間にわたって低分子フコイダンサプリメント(商品名:パワーフコイダン)を使用してもらい、服用前・2週間後・4週間後において前向きに評価・検討した。

結果:
対象患者は計28名、さまざまな癌腫が含まれるにも関わらず、CRP値は服用後2週間で15名(58%)が有意差はなかったが低下傾向を示し、うち10名(38%)で半減以上の変化を認めていた。CRP産生に関与する炎症性サイトカインでは、IL-1βが18名(69%)で低下傾向を示し(p=0.06)、特にIL-6は有意に低下していた(p<0.05)。一方で、服用前後でのQOL値は有意な変化はみられなかった。

考察:
フコイダンは、抗癌剤治療に伴う正常細胞への毒性軽減効果が基礎研究で確認されており、すでに臨床研究においても検証されつつある(ONCOLOGY LETTERS 2011)。抗癌剤治療に伴う副作用発症には炎症性サイトカインの関与が報告されていることから、今回確認された短期間での炎症性サイトカイン抑制作用は、抗癌剤の副作用軽減に寄与しているかもしれない。炎症性サイトカインは、進行がん患者の悪液質や倦怠感のほか、さらにはがん細胞の抗がん剤に対する耐性化メカニズムへの関与も報告されており(Nature Med 2013)、今後は、抗癌剤治療中のがん患者に対する支援療法の一つとして、フコイダンの抗炎症性サイトカイン作用による臨床的意義について、抗腫瘍効果も含め、より詳細に検証されることが望まれる。

■2013年2月23日 第3回酵素消化低分子化フコイダン研究報告会-福岡

「低分子化フコイダンの抗腫瘍効果に関する最新研究発表」

■2012年9月19日~21日 第71回日本癌学会学術総会-ロイトン札幌

「酵素消化低分子化フコイダン抽出物と抗がん剤の併用による抗腫瘍増強効果」

  • 酵素消化低分子化フコイダン抽出物と抗がん剤の併用による抗腫瘍増強効果
  • 酵素消化低分子化フコイダン抽出物と抗がん剤の併用による抗腫瘍増強効果

■2011年12月10日・11日 第9回日本機能性食品医用学会総会-大阪

大阪大学コンベンションセンター(大阪大学吹田キャンパス内)で第9回日本機能性食品医用学会総会が行われ、九州大学大学院農学院 白畑實隆教授の研究が発表されました。こうした地道な活動が国による大規模研究につながって行けば、と吉田先生も話されていました。

  • 第9回日本機能性食品医用学会総会-大阪
  • 九州大学大学院農学院 白畑實隆教授の研究が発表されました。

■2011年5月22日~25日 第4回国際癌学会-中国

中国・大連のEXPOセンターで開催された第4回世界癌会議において、昨年の日本癌学会でも発表された「酵素消化低分子化フコイダン抽出物による癌細胞特異的細胞死及び糖鎖合成経路の改変誘導」というタイトルで発表をされました。講演後、アメリカの先生より「大変興味深い。自分が携わっているジャーナルに総説を書いてもらえるとありがたい」とのお話があったそうです。

■2011年5月15日~18日 欧州動物細胞工学会大会参加-オーストリア

オーストリア国ウィーン市で開催された欧州動物細胞工学会2011年大会(1016名参加)で、還元水の発表のほか、酵素消化低分子フコイダンのアポトーシス誘導機構について発表されました。

■2011年5月12日 カロリンスカ研究所招待セミナー(スウェーデン)

ノーベル賞の生理学医学部門の選定委員会があり、世界最大規模の医学系の教育研究機関であるカロリンスカ研究所(医科大学)から招待され、還元水と酵素消化低分子フコイダンの研究成果についてセミナーを開催されました。講演後、ノーベル生理学医学賞候補者の選考委員を15年間もされたというStenOrrenius教授は、「還元水の研究が4年前に比べて大変進んでおり興味深い、フコイダンも現実的なガンの治療という観点から大変重要である」と話されたそうです。

■2011年5月22日~25日 2011 第4届世界癌症大会

「低分子化フコイダン抽出物によるがん細胞の特異的細胞死および糖鎖合成経路の改変誘導」について

■2011年5月9日 中国農業科学院農業食糧研究所にて

北京市にある充実した中国農業科学院農業食糧研究所機能性研究室において、ヒト乳がん細胞に対する酵素消化低分子フコイダン抽出物のアポトーシス誘導効果と還元水の抗生活習慣病改善効果についてセミナーを行われました。白畑教授の研究に大変興味を示され、機会があれば共同研究をしたいとの申し出を受けたそうです。

■2010年9月22日~24日 第69回日本癌学会学術総会-大阪

「酵素消化フコイダン抽出物によるがん細胞特異的細胞死及び糖鎖合成経路の改変」

■2010年6月22日~25日 国際癌学会-シンガポール

「酵素消化低分子化フコイダン抽出物と抗ガン剤の併用による抗腫瘍効果の増強 」

■2010年3月29日 農芸化学会-東京

「酵素消化低分子化フコイダン抽出物と抗ガン剤の併用による抗腫瘍効果の増強 」

■2009年6月19日~21日 第29回日本歯科薬物療法学会

「フコイダンによる口腔白板症及び扁平苔癬の治療経験」について

■2008年10月28日~30日 第67回日本癌学会学術総会-名古屋

「低分子化フコイダン抽出物による、がん細胞のアポトーシス感受性増強効果」について

■2008年6月16日 世界インピトロ生物学国際会議にて白畑教授、研究結果が掲載

■2007年8月24日 産経新聞に掲載「がん治療『統合医療』脚光」

がん治療「統合医療」脚光

産経新聞 2007年8月24日連載記事 産経新聞 2007年8月24日連載記事 [1.98MB]

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がん治療「統合医療」脚光

■2007年3月23日・24日 第5回日本臨床腫瘍学会学術総会

フコイダンが著効したステージ4 肝細胞がんの検討

■2006年7月25日 サイトテクノロジーに白畑教授、研究結果の論文が掲載

「海藻モズク由来の酵素消化フコイダン抽出物は、腫瘍細胞の浸潤および血管新生を阻害する」

■2006年7月6日・7日 第42回日本肝癌研究会

「フコイダン投与が著効した、ステージ4b肝細胞がんの一例」

■2005年12月9日~11日 第9回日本代替・相補・伝統医療連合会議/第5回 日本統合医療学会合同大会-京都

「統合医療で注目される、海藻由来酵素消化低分子化フコイダン」

■2004年10月29日~31日 第7回日本補完代替医療学会学術集会

「海藻由来フコイダンによる、生活習慣病の予防及び改善」について

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