後腹膜肉腫 – 40代 男性
希少癌である後腹膜肉腫の抗がん剤治療と低分子化フコイダンを併用した方の体験談をご紹介します。当初、手術不能のため手術を目指して抗がん剤治療が始まりました。低分子化フコイダンを併用することで悩まされいた副作用も改善され、無事手術まで持ち込むことができました。
診断~低分子化フコイダンに出合うまで
3月に大学病院で希少癌である悪性後腹膜肉腫と確定診断されました。
しかも大きさは24cm…。
主治医からは「大きいので今の状況では手術はできません。抗がん剤で小さくなれば手術を目指せるので、まずは抗がん剤治療を8クール行いましょう。こんなに大きな肉腫は初めてです。」と説明がありました。
しかし、後腹膜肉腫は患者数が少なく、医療現場で治療経験がある医者は少ないと言われています。
かかっていた大学病院でも後腹膜肉腫の手術例はありましたが、過去の症例についての説明もありませんでした。癌という病気だけでも難しいのに、希少癌となると医師の経験値も重要だと思い、ホットラインに電話して相談し、がんセンターにセカンド・オピニオンも決めました。
がんセンターにセカンド・オピニオンへ
大学病院では抗がん剤を8クール行う予定でしたが、それをがんセンターの先生に話したところ、「絶対だめです。6クールが限界。それ以上したら心不全を起こしてしまう。」と言って、今後の私のために大学病院へその旨の手紙も書いてくれました。
がんセンターと大学病院の先生が話をしてくれて、5クールは大学病院で治療を受け、最後の6クール目の抗がん剤治療はがんセンターで受けることになりました。
とんでもない闘いの始まり
抗がん剤治療が始まった時は、想像を絶するほどの闘いが始まったと思いました。
幻覚のような、目をつぶると違う映像が出る。
普通、目をつぶったら、その目の先にあるもの(壁やドア)などが想像できますが、それが違う場所に行って違う景色が見える。
そして半端ないダルさが続きました。
抗がん剤治療は3週間に1回の投与を1クールとしていました。
1週間投与し、1週間様子を見て、1週間家に帰ってまた病院に行ってという日々でした。
事前の説明でも抗がん剤治療は体力が徐々に落ちると聞いていました。
さらに、この副作用がずっと続くのか…。と心が折れそうでした。
低分子化フコイダンの飲用開始
2クール目が終了し、3クール目が始まろうかという時に、学生時代の先輩方から低分子化フコイダンを贈ってもらいました。
低分子化フコイダンの飲用を始めてから、劇的な体調の変化を感じました。
まずは、食事がどんどん食べられるようになり、太ってきました。
病気になる前よりも、からだが元気になっている感じです。
抗がん剤治療を受けた方が、からだが楽になっていった。
お医者さんも「あんまり聞いたことがない。こんな元気な人。」と驚いていました。
体調面だけでなく、肝臓の数値にも変化が見られました。
初めはASTが168、ALTが165という、肝数値の上限値を120以上も上回り、いつ肝不全を起こしてもおかしくない数値が出ていました。
飲んでいた他のサプリメントを止めて、低分子化フコイダンだけに絞ったら、短期間で正常値まで回復しました。これは本当にすごいと思います。
がんセンターへ転院し、手術へ
大学病院で無事に5クール終了し、6クール目を受けるためにがんセンターへ転院しました。病院によって治療方針が異なることは理解していましたが、抗がん剤の投与方法もがんセンターと大学病院では違いました。
大学病院では点滴で抗がん剤投与をしていましたが、がんセンターはポートを入れて抗がん剤を入れました。
点滴の時は、たまに漏れた時にとても痛かった。ポートにすると、漏れることがないので、全然痛くなかったです。
がんセンターの先生曰く、点滴の回数を重ねると血管も固くなるから、ポートを入れるという目的もあるみたいです。
6クール終了し画像検査がありました。
これで縮小していなかったら手術ができない。結果を聞くのはとても緊張しました。
手術できますよ!
抗がん剤の治療効果もしっかり出ていて、手術ができると先生から言われました。
嬉しくて、すぐに日本統合医療推奨協会のご相談に乗っていただいていたスタッフの方にも電話でご報告しました。
手術前の説明では、手術時間は12時間。
隣接する直腸や膵頭部も切除するので、大腸や胆管膵専門の先生と、診てもらっている泌尿器科の先生が手術に入ってくれることになりました。
また、輸血も1,000cc~10,000ccと全身の血が入れ替わる量を行う予定とのことでした。
手術前の説明でさまざまなリスクがあること、開けてみて腫瘍の状態が悪かったら切除せずに閉じる可能性もあるなど、手術ができる今の状況がゴールではないのだと改めて感じました。
きれいに取れました!
麻酔から目が覚め、術後に先生からそう言われた時は、本当に嬉しかったです。
12時間を予定していた手術も6時間で済みました。
周囲の臓器への癒着も全くしていなかったので、片方の腎臓を摘出しただけで、直腸や膵頭部の切除も手を付けず、大腸と胆管膵と泌尿器科の3人の先生が手術に入ってくれていましたが、1人の先生で済んだそうです。
心配されていた血管との絡みも問題なく、スルッと取れたみたいです。
腫瘍が硬かったら、よけることができないので中途半端に切って散らばってしまう可能性もあるので、切除せずに閉じるという話でした。
しかし、イメージしていたよりも遥かに軟らかかったみたいです。
出血も600ccだけだったので、輸血もしなくて済みました。
手術後の細胞診検査の結果
手術後は薬も痛みが出た時用の鎮痛剤程度で、経過も良かったので2週間で退院できました。手術後の回復が速いのは低分子化フコイダンの力もあるかもしれませんね。
手術から1ヵ月後に検査結果を聞きましたが、全く問題なし!
しかも、摘出しがん細胞を調べると壊死している部分が多かったそうです。
今後は治療をしないで、経過観察になりました。
みんなに助けられて、ここまでこれました。
この病気は自分ではどうしようもない。
なった人や家族にしか分からないと思います。
父親が肺がんになり、その後は母親も乳がんになり、そして自分。
自分も家族も大変ですが、一番の孝行は治すこと。
先が見えなくて不安になるけれど、前向きに取り組むことが大事。
手術すればよいと思うんですが、手術できない場合もある。
体力が落ちて、主治医と相談して抗がん剤を中止している方も何人も見ました。
難しい病気です。
でも諦めないで頑張って良かったなというのが今の心境です。
どうなるかな?って気持ちが落ちてしまうこともあるんですけど、しがみついて、低分子化フコイダンというすがるものがあって。
頑張って良かったと思います。
今、ガンという病気と闘っていらっしゃる皆様にも、気持ちを大切にしてほしいです。
信じてすがって、手を尽くすっていう気持ちを。
手を尽くしてほしい。
そうすれば、光が見えてきます。
インタビューを終えて-統合医療推奨協会より
症例数の少ない希少癌で悩まれている方や、がん治療中の方の励みになるのであれば…という思いで、今回インタビューにご協力いただけました。
薬のチョイスや回数は、臓器がんであればガイドラインが定まっていて日本全国でも治療に差はほとんど出ないと考えられます。
しかし、希少部位は手探りの部分もあるので、冷静で確実な判断が必要となります。
そして、インタビュー中にもありましたが、抗がん剤が効くと楽になる。
低分子化フコイダンを飲用されている多くの方からお伺いします。
副作用が怖くて抗がん剤をしない方も多いですが、やってみて効果が出たら、からだが楽になります。
私たちは一人でも多くの方にそれを伝えたいと思っています。
一人で抱え込まず、お気軽に当会までご相談下さいませ。
※効果は人によって違います。すべての方に同様の効果が認めるとは限りません。
お問い合わせ先
NPO法人日本統合医療推奨協会では、フコイダン療法やがん統合医療についての無料相談窓口を設置しております。
臨床に基づいた飲用方法、がん治療についてのお悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。
お電話が繋がらない場合は、氏名・ご連絡先・お問い合わせ内容をご入力の上info@togoiryou.comまでメール送信下さい。
体験談募集
当会では、低分子化フコイダンを飲用されている方からの体験談を広く募集しております。体験談をお持ちで、当ホームページに掲載しても良い方は、ぜひご応募ください!詳しくはこちら。
資料もご用意しております。
フコイダン療法についての無料レポートをご用意しております。お電話または資料請求フォームよりご請求下さい。