TS-1(ティーエスワン)の効果と副作用について

TS-1(ティーエスワン)の効果と副作用について

テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム(TS-1)

TS-1(商品名)は、細胞障害性抗がん剤の中でも、代謝拮抗剤に分類される抗がん剤です。5-FUの効果を高め、副作用を少なくするために開発された薬剤で、現在胃がんをはじめ、様々ながん種で適応となっています。

種類一般名商品名投与方法
代謝拮抗剤テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウムTS-1
(ティーエスワン)
経口投与

適応となるがん

TS-1の作用

TS-1は、テガフール、ギメラシル、オテラシルカリウムの3つの成分からなる薬です。
主成分のテガフールは、体内で抗がん剤作用のある5-FU(フルオロウラシル)に変換され、ギメラシルは5-FUが分解されるのを抑制することで5-FUを高濃度のまま長時間体内に滞在させる役割があります。オテラシルカリウムは、5-FUで多くみられる消化器症状の副作用を軽減させる目的で配合されています。

<出現する主な副作用>

症状
血液白血球減少、好中球減少、血小板減少、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少リンパ球減少
肝臓AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇、Al-P上昇
消化器食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、口内炎、味覚異常
皮膚色素沈着
過敏症発疹
精神神経系全身倦怠感
流涙、結膜炎、角膜炎、角膜びらん、眼痛、視力低下、眼乾燥
その他LDH上昇、総蛋白減少、アルブミン低下
重大な副作用骨髄抑制、溶血性貧血、劇症肝炎などの重篤な肝障害、脱水症状、間質性肺炎、心筋梗塞、狭心症、不整脈、心不全など

がん治療との併用で相乗効果をもたらす低分子化フコイダン

TS-1は、比較的副作用の少ない抗がん剤ですが、全ての人に副作用が出ないとは言えません。副作用が強く出てしまい、食事が摂れなくなるなどの状況の陥ると、体力・免疫力共に低下し、予定通りのスケジュールで治療が受けられなくなってしまいます。

そこで、当会ではがん治療との併用で治療成績を上げ、副作用の軽減も見込める「低分子化フコイダン」を用いた統合医療を推奨しております。
低分子化フコイダンは、九州大学で2002年よりがん治療との併用での研究が続けられており、基礎研究の中でフコイダンには3つの作用が確認されています。
3つの作用とは、1.がん細胞を自滅に導く「アポトーシス誘導作用」2.「免疫力増強作用」3.がん細胞が栄養を吸収するために、がん細胞自らが新しい血管を作り出すのを抑制する「血管新生抑制作用」です。
これらの作用を最大限に発揮するためには、体内でしっかりと吸収させることが大切です。フコイダンという成分は本来高分子ですが、高分子のままでは、人間が吸収できる分子量をはるかに超えているため、摂取してもほとんどが体外に排出されてしまいます。
その為、効率良く吸収ができる低分子化フコイダンの活用を推奨しています。


治療との併用で、相乗効果が期待できる低分子化フコイダン療法の詳細については、下記リンクよりご確認下さい。

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お問い合わせ先

NPO法人日本統合医療推奨協会では、フコイダン療法やがん統合医療についての無料相談窓口を設置しております。
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