未承認薬とは
欧米諸国(米、英、独、仏)で承認されているが、日本国内では承認されていない薬のことです。欧米諸国では承認されているのに、なぜ日本国内で使用できないのかとの声が高まり、厚生労働省は2005年に未承認薬の治験促進を図るために、「未承認薬早期承認検討会議」を立ち上げました。
患者団体や学会から早期に承認や開発をしてほしいという要望の出ている薬のリストが提出されます。その薬の臨床上の意義などについて意見交換されます。さらなる検討が必要と判断された薬はワーキンググループが精査して、学術論文や添付文章などの資料を基に詳しく調べた結果を次の検討会議に報告します。検討会議が早期の承認や治験開始が必要と判断されれば、厚生労働省が製薬会社に申し入れを行い実用化に向けて進みます。
しかしまだまだ審査に時間がかかりすぎとの声があることも事実です。迅速審査を一日も早く確立することが重要です。
■未承認薬を使用するには
医療機関で未承認薬の治験に参加するか、個人輸入するかしかありません。「治験」とは、国の承認を得るために行われる臨床試験のことです。ただ、治験に参加したいと思っても、どの薬の治験が、どこの医療機関で行われているのか、患者が自分で調べるのは大変困難です。
個人輸入の場合、当然ながら薬の代金は全額を患者が自己負担しなければならず、経済的に大きな負担がかかります。使用中に予期せぬ副作用により健康被害を受けても、救済が受けられないこともあります。
厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」
http://www.mhlw.go.jp/topics/0104/tp0401-1.html
厚生労働省 医薬品の個人輸入に関する注意喚起について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html
何故、副作用は起きるのか?
「抗がん剤治療=副作用が怖い」と、多くの方がおっしゃいます。事実、当会にも副作用に関するご質問が数多く寄せられます。ではなぜ、副作用は起きてしまうのでしょうか?
その理由の1つは、抗がん剤ががん細胞ではなく、正常細胞を攻撃してしまう事にあります。抗がん剤は、がん細胞と正常細胞を区別することができないため、活発に分裂している細胞を攻撃していくのです。そのため、分裂が早い骨髄細胞や毛髪細胞が攻撃され、白血球減や脱毛などといった副作用がおこります。もう1つの理由は、がん細胞が薬剤耐性を持つことにあります。薬剤耐性を持ったがん細胞は、抗がん剤を受け入れなくなり、行き所がなくなった抗がん剤は、周りの正常細胞を攻撃してしまうのです。
いずれにしても、抗がん剤が効くことにより副作用は軽減され、さらに治療効果も格段に上がると言えます。しかし、現在の医療では薬剤耐性を抑制する薬がないのが現状です。
抗がん剤の効果を高める低分子化フコイダンとの相乗効果
低分子化フコイダンで臨床を行っている医師から、「フコイダンと抗がん剤を併用することにより。治療効果が高まる」と報告されています。九州大学の研究データにおいても、がん細胞だけを自滅させる「アポトーシス作用」や薬剤耐性を持たせないようにする「薬剤耐性抑制作用」などが確認され、国内外で発表を行っています。
(→フコイダン療法について)また近年の実験により、抗がん剤単体で治療を行った場合よりも、低分子化フコイダンを併用することにより相乗効果が得られることがわかり、第69回日本癌学会学術総会にて報告されました。
お問い合わせ先
NPO法人日本統合医療推奨協会では、フコイダン療法やがん統合医療についての無料相談窓口を設置しております。
臨床に基づいた飲用方法、がん治療についてのお悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。
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