骨肉腫

骨肉腫で最も多いのは、骨の内部にできる「骨内通常型骨肉腫」です。10代にもっとも多く発症し悪性度が高く、肺に転移しやすいことが知られています。一般に骨肉腫といえば、このタイプをさします。それ以外に、以下のような種類があります。

傍骨性骨肉腫

骨の表面にできる肉腫です。比較的成長が遅く、転移も多くありません。骨肉腫は一般に10代に発症率が高いのですが、この肉腫は20~40歳代でも発症することが多いとされています。大腿骨(太ももの骨)の後ろ側の発症が最も多いことが知られています。治療は外科手術のみで、一般に化学療法は行ないません。

骨膜性骨肉腫

骨を包む骨膜下に肉腫が発生し、骨皮質の外側に広がります。骨髄まで広がることはなく、転移もしにくいとされていますが、傍骨性骨肉腫と同じく青年期から中年期にかけて発症します。治療は外科手術が中心ですが、必要に応じて化学療法を行なうこともあります。その他、骨内の骨肉腫の中には、まれなタイプとして、小細胞骨肉腫、血管拡張性骨肉腫などがあります。

骨肉腫の標準治療

外科治療

骨肉腫を治療するには手術が必要です。手術の方法は、患者の年齢、肉腫の大きさや場所によって異なり、医師から患者に対して切断手術・患肢温存手術・回転形成術などの選択肢が示されることもあります。

化学療法

骨肉腫は効果の高い抗がん剤によって生存率が高くなりました。骨肉腫は肺に転移しやすく、診断時にはすでに肺に隠れた転移あると考えられます。化学療法は、発生場所のがんを小さくするほか、転移した微小ながんをも殺すことができます。

《骨肉腫で使われる抗がん剤》

お問い合わせ先

NPO法人日本統合医療推奨協会では、フコイダン療法やがん統合医療についての無料相談窓口を設置しております。臨床に基づいた飲用方法、がん治療についてのお悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。

お電話が繋がらない場合は、氏名・ご連絡先・お問い合わせ内容をご入力の上info@togoiryou.comまでメール送信下さい。

資料もご用意しております。

フコイダン療法についての無料レポートをご用意しております。お電話または資料請求フォームよりご請求下さい。