副鼻腔のがんは大半が上顎洞の上皮組織に生じますが、これは周囲の骨組織にも広く浸潤する性質を持っています。このがんは咽頭に生じるがんに比べると転移は起こりにくいとされています。しかし、診断時に約30パーセントは頸部リンパ節に転移し、それ以外の場所(全身)に転移している例も少数ながらあります
一見して転移が少ないようにみえるのは、このがんが早い時期に脳や眼窩(目が入っている頭蓋骨の穴)に広がってしまい、遠隔転移が起こる為に患者が死亡するともみられています。一般に、上顎洞より上方(他の副鼻腔や眼窩、頭蓋低など)に浸潤すると予後は悪く、下方(硬口蓋や歯肉部)に浸潤すると予後は比較的よいとされています。
主な治療法
副鼻腔がんの治療法は主に外科手術、放射線治療、それに化学療法(抗がん剤治療)の3種類です。手術の前には通常がんを縮小させ、また周囲の組織への浸潤を抑えるために化学療法や放射線治療を行ないます。これによって手術の効果が向上することが期待されます。手術前に行なわれる化学療法では主に、がん病巣の局所に抗がん剤を注入する動注療法が選択されます。
フコイダン療法
がん治療において現代医学を補完する目的で、2004年から吉田医院の吉田年宏院長が取り組まれているのがフコイダン療法です。がん細胞の遺伝子変化に着目し、特に抗がん剤との併用で成果が上がっています。
また、末期患者のQOL(身体的、精神的、社会的に自分自身が満足のいく健康状態)改善を図り、積極的な治療ができる状態に戻す意味においても評価を受けています。
副鼻腔と抗がん剤治療
抗がん剤の副作用
一般的に抗がん剤は、細胞が分裂・増殖する過程に働きかけて、細胞の増殖を抑えます。がん細胞は活発に分裂・増殖している細胞なので、抗がん剤の効果が期待されます。しかし、腸の細胞や髪の毛を造る細胞、血液を造る細胞なども活発に分裂・増殖しているため、影響を受けやすく、脱毛などの様々な副作用があらわれます。
抗がん剤の副作用軽減は薬剤耐性の克服
理論上100%効果があるはずの抗がん剤が効かない最大の理由はがん細胞が増殖するに従って遺伝子の蓄積が起こってくるためだと考えられています。特定の抗がん剤の攻撃を受けたがん細胞は自己防衛本能によって進化します。その進化した遺伝子が抗がん剤に耐性を獲得して、それまで効いていた抗がん剤が効かなくなり、副作用も強くなってしまいます。こうした薬剤耐性の克服は大きな課題となっていますが、現時点で西洋医学には抑制できる薬はまだありません。
薬剤耐性の克服とQOL(生活の質)の向上を目指して
がん治療において現代医学を補完する目的で九州大学大学院の白畑教授と吉田医院の吉田院長が共同研究で取り組んでいる酵素消化低分子化フコイダンが、改善が難しい2期以降のがんにおいても驚く結果が数多く確認されています。酵素消化低分子化フコイダンを用いたフコイダン療法は現代医学の向上に欠かせない統合医療として注目されています。
統合医療におけるフコイダン療法
統合医療とは、二つの療法を統合することによって両者の特性を最大限に活かし、治療をしようという考えのことです。最先端の医学である西洋医学のデメリットや欠点を補い西洋医学がより効果を発揮しやすいように環境整備をするのがフコイダン療法です。
抗がん剤と酵素消化低分子化フコイダンを用いたフコイダン療法は、技術改革が進む先端医療をはじめとした近代西洋医学と酵素消化低分子化フコイダンが融合するハイブリッドな医療です。
お問い合わせ先
NPO法人日本統合医療推奨協会では、フコイダン療法やがん統合医療についての無料相談窓口を設置しております。臨床に基づいた飲用方法、がん治療についてのお悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。
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