神経芽腫

自律神経のうち、交感神経にできるがんを「神経芽腫」といいます。子供のがんの中では、白血病と脳腫瘍についで発症率が高くなっています。子供のがんというと一般に幼いほうが治療が困難と思われますが、神経芽腫は1歳未満で見つかれば、ほとんどの場合は助かります。

年齢と同様に、がん細胞の悪性度も重要です。一般に、がん細胞の分化(成熟)の程度、すなわち、どのくらい神経細胞になりかかった細胞が、がん化したかによって、悪性度が決まります。分化の程度が低い細胞が、がん細胞に変わったときほど悪性度は高くなります。さらに神経芽腫ではNミックと呼ばれる遺伝子が増幅していると、極めて悪性度が高くなることが知られています。

神経芽腫は、首や腹・腰など、交感神経の走っているところならどこにでも発生する可能性があります。しかし、交感神経のかたまりともいえる副腎にもっとも多くみられます。いずれも交感神経や副腎になる細胞(神経堤細胞)が十分に成熟する前にがん細胞になるものです。

神経芽腫の標準治療

がんの危険度や違いによって治療法は大きく異なります。危険度は、年齢・病期、それにがん細胞の悪性度から総合的に判断されます。

低い危険度の場合

危険度が低いときには、おだやかな治療を行ないます。まず手術でがんをとり除き、場合によっては6~12週間、化学療法を続けます。ときには化学療法だけで治療を終えます。

中程度の危険度の場合

危険度が中くらいのときは手術によってがんを摘出し、その後12~24週間にわたって化学療法を行います。さらに放射線治療を行うこともあります。

高い危険度の場合

危険度が高いときには強力な治療が必要です。がんを手術で摘出し、化学療法と放射線治療を行います。化学治療では多くの場合、大量のがんの抗がん剤を集中的に投与する「超大量化学療法」が行なわれます。しかし、この治療を受けた患者は血液をつくる骨髄が壊れてしまいます。

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