がん治療・統合医療
がん治療・統合医療

陽子線治療

陽子線治療は、放射線治療の一種です。

がん治療に利用される放射線は、光子線と粒子線の大きく2つに分けられます。以前より放射線治療に利用されてきたX線やガンマ線は、光子線と呼ばれる放射線です。陽子線は、水素原子から電子をはぎ取り、残った原子核を加速させた放射線で、粒子線と呼ばれる放射線の一種です。

陽子線治療の特徴

  • 痛みを伴わない
  • 臓器の機能や体の形態の欠損が少ない
  • 容姿、容貌を損なわず、傷跡も残らない
  • 高齢者にも適用できる
  • 副作用が少ない
  • 早期なら根治可能
  • X線では治療困難な、深部がんにも向く
  • 社会復帰までの期間が短い

日本国内の陽子線治療施設

  • 北海道   北海道大学病院陽子線治療センター
  • 福島県   南東北がん陽子線治療センター
  • 茨城県   筑波大学附属病院陽子線医学利用研究センター
  • 千葉県   国立がん研究センター東病院
  • 静岡県   静岡県立静岡がんセンター
  • 愛知県   名古屋陽子線治療センター
  • 福井県   福井県立病院陽子線がん治療センター
  • 兵庫県   兵庫県立粒子線医療センター
  • 鹿児島県  メディポリスがん粒子線治療研究センター

適応疾患

前立腺がん、肝細胞がん、肺がん食道がん脳腫瘍膀胱がん、頭頚部がん、頭蓋底腫瘍、脳動静脈奇形

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