抗がん剤治療の進歩を知る
2008年5月17日、今回も大阪医科大学の市民公開講座に参加してまいりました。抗がん剤治療の進歩と今後について詳しく説明がありました。現在の標準治療は、1990年頃と比較すると治療の効果は飛躍的に進歩しています。そして今、国内の14施設で分子標的治療薬の有効性を検討する臨床試験も開始され、ここ数年で新しい抗がん剤も承認される見込みだそうです。
又、経口抗がん剤や短時間で投与可能な薬剤の開発により従来入院で施行されていた抗がん剤投与が外来でも可能となりました。QOLの向上などメリットも多くありますがデメリットもありますので、どんな些細なことでも主治医に納得するまで相談することが大切だと思います。