2009年3月28日に阪大病院の公開フォーラムに参加してまいりました。
今回の公演
- がん化学療法における薬剤師の関わり
- がん治療中(抗がん剤治療)の栄養摂取方法
- がんに対する補完医療の意義と役割 -統合医療に向けて-
最初に薬品情報管理室長の門脇裕子先生が医薬品の情報収集・管理・提供や服薬指導など薬剤師の業務について詳しく説明して下さいました。
次に栄養管理室の安井洋子先生が抗がん剤治療中の栄養摂取方法について詳しく説明がありました。吐き気や口内炎、味覚異常など多くの副作用で食事が思うように進まない時の献立など紹介して下さいました。体調に良い時は「香り」なのが、体調の悪い時は「臭い」になるそうです。特にメロンやりんごなどフルーツの臭いに注意が必要だそうです。
最後に生体機能補完医学講座の伊藤先生が補完医療の意義と役割についてお話がありました。
がんの治療を受けながら、自分の体に合った補完代替医療と出会い主治医の行う治療を受けながら快適な生活を維持して、がんとうまく付き合っている人も多くいるそうです。西洋医学、東洋医学、補完医療全ての良いところを足して治療が出来る統合医療が標準治療となり「がん」が根治できることを望みます。