アブラキサン(パクリタキセル注射剤)
アブラキサンは、パクリタキセルの安全性と有効性を改善する目的で開発された抗癌剤です。
このページでは、アブラキサンの作用や副作用、副作用の出現時期などを解説しております。
■抗がん剤の種類
植物アルカロイド
■一般名
パクリタキセル注射剤
(アルブミン懸濁型)
■商品名
アブラキサン
■製造・販売会社
大鵬薬品
■投与方法
点滴静注
アブラキサンが適用となる癌
アブラキサンの作用
アブラキサンの作用機序はパクリタキセルと同様、微小管蛋白重合を促進し、脱重合を防ぐ事で抗腫瘍効果を発揮します。アブラキサンは、有効成分であるパクリタキセルを人血清アルブミンに結合させ、凍結乾燥製剤化を実現したナノ粒子製剤です。アブラキサンは、過剰症が起こる可能性の高い溶剤を使用していないため、従来のパクリタキセルのような過剰症予防のためのステロイド剤や抗ヒスタミン剤の前投与が必須ではなくなりました。
また、点滴時間が3時間から30分へ大幅に短縮され、さらにアルコール過敏症患者への投与が可能になるなどの利便性が得られ、パクリタキセル以上の有効性も確認されました。
アブラキサンの治療で予測される主な副作用
アブラキサンの副作用は過敏症状が現れないという点以外は、パクリタキセルと同じです。主としては、脱毛や痺れなどの末梢神経障害、白血球減少、全身の倦怠感や関節痛が現れます。
発現時期は、以下の図をご参考ください。
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