ドセタキセル(タキソテール)の効果と副作用について

ドセタキセル(タキソテール)の効果と副作用について

ドセタキセル(タキソテール)

ドセタキセルは、パクリタキセルと同じ作用機序を持った抗がん剤です。
このページでは、ドセタキセルの作用と副作用、副作用の出現時期などを解説しております。

■抗がん剤の種類

植物アルカロイド

■一般名

ドセタキセル

■商品名

タキソテール

■製造・販売会社

サノフィ・アベンティス

■投与方法

点滴静注

ドセタキセルが適用となる癌

ドセタキセルの作用

ドセタキセルは、ヨーロッパイチイの針葉から取り出した成分から合成した植物アルカロイドと呼ばれる抗癌剤です。細胞が分裂する際に必要な細胞構成成分である微小管というたんぱく質が作られる段階を阻害する働きがあります。その結果、がん細胞の増殖が阻止され、やがて死滅します。

ドセタキセルの治療で予測される主な副作用

ドセタキセルの主な副作用として、吐き気や嘔吐、下痢などの消化器症状や脱毛、発疹などが挙げられます。また、特徴的な副作用として浮腫み(むくみ)があります。

ドセタキセルの副作用の出現時期については、下図をご参照ください。

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