リツキシマブ(リツキサン)の効果と副作用について

リツキシマブ(リツキサン)の効果と副作用について

リツキシマブ(リツキサン)

■抗がん剤の種類

分子標的薬(抗CD20モノクロール抗体)

■商品名

リツキサン

■製造・販売会社

中外製薬

■投与方法

静脈点滴

■適用となるがん

悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)

■作用

モノクローナル抗体と呼ばれる薬の1つで、がん細胞などを標的として結びつくよう設計された抗体です。リツキサンは、がん化したBリンパ球と特定の成熟段階にある正常Bリンパ球だけに存在しているCD20というタンパク質に結びつく分子標的薬です。

■副作用

呼吸器咽頭炎、咳、鼻炎、呼吸障害
循環器血圧上昇、頻脈、除脈、潮紅、末梢性虚血
消化器悪心、嘔吐、腹痛、下痢、便秘、食欲不振
過敏症発熱、悪寒、かゆみ、発疹、ほてり
全身状態頭痛、虚脱感、関節痛、筋肉痛
精神神経系めまい、異常感覚、しびれ感
血液貧血
腎臓BUN上昇、クレアチニン上昇、電解質異常
肝臓AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇
その他CRP上昇、投与部位反応、総蛋白減少、しゃっくり、帯状疱疹、LDH上昇、尿酸値上昇
重大な副作用アナフィラキシー様症状、間質性肺炎、閉塞性細気管支炎、心筋梗塞、心室細動、腫瘍崩壊症候群、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、皮膚粘膜症状、白血球減少、好中球減少、血小板減少、感染症、腎障害、消化管穿孔

何故、副作用は起きるのか?

「抗がん剤治療=副作用が怖い」と、多くの方がおっしゃいます。事実、当会にも副作用に関するご質問が数多く寄せられます。ではなぜ、副作用は起きてしまうのでしょうか?

その理由の1つは、抗がん剤ががん細胞ではなく、正常細胞を攻撃してしまう事にあります。抗がん剤は、がん細胞と正常細胞を区別することができないため、活発に分裂している細胞を攻撃していくのです。そのため、分裂が早い骨髄細胞や毛髪細胞が攻撃され、白血球減や脱毛などといった副作用がおこります。もう1つの理由は、がん細胞が薬剤耐性を持つことにあります。薬剤耐性を持ったがん細胞は、抗がん剤を受け入れなくなり、行き所がなくなった抗がん剤は、周りの正常細胞を攻撃してしまうのです。

いずれにしても、抗がん剤が効くことにより副作用は軽減され、さらに治療効果も格段に上がると言えます。しかし、現在の医療では薬剤耐性を抑制する薬がないのが現状です。

抗がん剤の効果を高める低分子化フコイダンとの相乗効果

低分子化フコイダンで臨床を行っている医師から、「フコイダンと抗がん剤を併用することにより。治療効果が高まる」と報告されています。九州大学の研究データにおいても、がん細胞だけを自滅させる「アポトーシス作用」や薬剤耐性を持たせないようにする「薬剤耐性抑制作用」などが確認され、国内外で発表を行っています。

(→フコイダン療法について)また近年の実験により、抗がん剤単体で治療を行った場合よりも、低分子化フコイダンを併用することにより相乗効果が得られることがわかり、第69回日本癌学会学術総会にて報告されました。

九州大学研究データ 抗がん剤とフコイダンの相乗効果

お問い合わせ先

NPO法人日本統合医療推奨協会では、フコイダン療法やがん統合医療についての無料相談窓口を設置しております。
臨床に基づいた飲用方法、がん治療についてのお悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。

お電話が繋がらない場合は、氏名・ご連絡先・お問い合わせ内容をご入力の上info@togoiryou.comまでメール送信下さい。

資料もご用意しております。

フコイダン療法についての無料レポートをご用意しております。お電話または資料請求フォームよりご請求下さい。